この日はビリビリ体操をしました。低学年の多い曜日は単純明解なルールで楽しめる活動を組み入れています。
新聞紙5枚をそれぞれ自分の前に広げて、スタートの合図とともに「ビリビリ!」と叫びながら破っていきます。目的は体を大きく動かしてストレス発散をすること、なので派手に破ります。「ワー」「トゥヤー」とだんだんヒートアップしていく子どもたち。小さく沢山ちぎっている子もいれば、職員に持ってもらった新聞紙をチョップする子もいたり、破り方も皆それぞれです。そのうち、ビリビリになったものをブルドーザーのようにかき集めたり、それを拾い集めて巻き上げたり、その中に埋もれてみたり、飛び込んでみたり。友達のやっていることを真似したりしながら、思い思いに楽しみます。涼しくなったとは言え、20分以上遊んでいた子どもたちは汗びっしょり。最後は集めた新聞紙をぎゅっと固めてボール状にしてゴミ箱に。
全身運動とか微細運動とかそういった難しいことは抜きで、集団で感覚遊びをしている時の子どもたちはキラキラしています。一人で没頭して遊ぶことももちろん大切な時間ですが、一人ではできない遊びを通して、集団遊びの楽しさを少しずつ知ってくれているんじゃないかなと思っています。(文責 NM)
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